単線のlanケーブルとは

lanケーブルは外観ではほとんど明確な違いはないとしても、実際にはその構造や性能などによってさまざまな種類が存在しています。

一般的なlanケーブルは表面が青色や葉色、緑色などのビニールの被膜でおおわれていますが、その被膜を取り去った中身を見てみると、8本の芯から成り立っている構造であることがわかります。このlanケーブルの芯の部分の構造が種類分けをする場合のポイントのひとつになっており、単線というのは1本の銅線で芯をつくっている製品を指しています。

これに対して芯の部分が複数の銅線をより合わせた構造になっている製品も存在しています。市販されているlanケーブルのパッケージには、かならず単線かどうかなどの種類についての表示があるはずですので、このような種類による違いを踏まえて、用途に見合った適切なほうを購入するのがよいといえるでしょう。単線の場合はつくりが単純ということもあって、ノイズが乗りにくい特徴がありますので、特にlanケーブルのなかでも長さがあるもの、たとえば10メートルや20メートルといった距離に敷設しなければならない場合などには最適です。

これに対して芯がより合わさっているほうはノイズが乗りやすい反面、柔らかくて配線の取り回しがしやすいというメリットもありますので、パソコン回りなどの比較的短い距離の接続で済むような場所で、しかも頻繁に折り曲げたりする必要がある部分に使用されることが多いといえます。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *