インターネットの普及などで一般家庭にもコンセントやコード、ケーブル類を使う機会が増えてきました。

こうしたコード類などは畳やフロアの上などに雑然とした状態で置かれていることも多く、掃除をし難くなったり、美観性が損なわれてしまうといったデメリットがあります。そんな時注目されているのが配線ダクトです。配線ダクトはこうしたコード類をまとめてすっきりと収納できるといったメリットがあり、家庭での生活空間が雑然としていて気になるという人などにも用いられてきています。しかし、配線を収納するという場合、コード類をまとめて収納するということから、何かしらの原因で発火しないかどうかが不安だという声などもあるのです。

しかし、配線ダクトは上蓋がスライド方式になっており、設置した時などに埃が入らないように蓋をして収納されるため、床などに雑然と置かれている状態に比べると埃などで発火するといったリスクは低いと考えられているのです。また、こうしたダクトに用いられている素材には自己消火性を備えていたり、遮熱性なども高い素材が用いられており、床起きするのに比べるとこうしたリスクは低いといえます。

床起きによって発火し、消化が必要になった場合、こうしたアイテムを用いなければ火源を取り除いても消火しにくいといえますが、ダクトなら火源を取り除くと消火する性質があるため、生活上の安全という点ではより安心といえます。そのことから配線ダクトは生活の安全という点でメリットがあると考えられています。