配線ダクトはラインに沿って行います

街中の大通りには、行き交う人たちがとても大勢いるものですが、自分が歩いている場所に建てられているビルやあるいはその他の建物のなかが、いったいどのようになっているかなど知りもしないことです。

建物のなかで営業しているお店には、その営業で使用するための機器などが、少なくても数点置かれているところが殆どであります。使用している電気製品や、あるいは機器の本体からは必要な電源を確保するために、一本ないし数本出ているものです。そして、お客さまなどからは見えないような裏側では、それらの配線が束になっているところもあるのです。

最終的にはその無数の線が、配線ダクトといわれているところに集められることになるので、建物内の配線がぜんぶ集結することになります。各店舗から集まった多くの線は、配線ダクトという場所で管理されることになります。この場所の扉を開ければ、多くの配線で固まっているような感じであり、どれがどこのラインの線なのか素人にはまったく想像もつかないことです。

その配線一つであっても、配線ダクトのなかで一目で分かるようにするためには、ラインに沿って束ねることが重要であります。というのも、まとまりがなくまったく無造作に行った作業では、何かしらのトラブルがあった折に、いったいどこが故障しているかが分からないのです。そのようなときにこそ必要なものがラインであり、そのラインに沿って探すことでトラブルの場所を探り当てることが可能といえます。

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